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エッセイ Archive

『俳句四季』11月号発売中。

寒い季節になると、あの頃の男の子は鼻水をたらしておりました。

これが栄養失調からくる症状だとは、私達は気付きませんでしたし、学校でも先生がそのような事を私達に話した事はありませんでした。

表紙-1

エッセイにその事を書きましたら、若い編集女子から栄養不足でも鼻水が出るのですか、鼻水は風邪か花粉症と考えるのが私達世代ですと言われてしまった。
漫画によくあった、鼻から風船のように膨らませた鼻水を出して寝入る子供の姿は、もはや若い世代には理解不可能らしい。

絵-2

まぁ、後100年も経てば、えっ、21世紀の人間は、アレルギーで鼻水たらしていた。げっ、何それ、きもーい、なんて言われるかもしれませんぜ。

絵はパーティ風景を描きました。世話人を引き受けると、取引関係の顔を知らないと会場を右往左往致します。スピーチの順番にも気を使いますし、名前と顔が一致しない、名前も朧な人も居りますから、ご来席の皆様をもてなす心、つつがなく進行しますでしょうか。

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『俳句四季』10月号発売中。

ちょっと前まで、暑い暑いと言っておりましたが、もう10月です。

体が暑い日々を覚えておりますか?体はすっかり秋モードですか?

表紙-1

エッセイは、新宿の飲み屋「五十鈴」を取り上げました。
貧しいアジアの中から初めて、金持ち国へ、一等国へと突き進む、喧騒の60年代新宿に、何時、店を閉めるのか、誰も見たことが無い謎の飲み屋「五十鈴」が在りました。
この謎の飲み屋「五十鈴」は、私達が通った頃、腰の曲がったおばあさん達が働いておりましたから、さすが、猫の手も借りたい、忙しい60年代だと驚きましたが、このおばあさん達は一体、何時、休んでいるのか、気にもなりました。

絵-2

壇一雄の小説「火宅の人」には、朝の五時頃、閉店すると書かれておりましたが、五時を過ぎ、七時、八時になっても閉店する気配ありません。いや、益々、店は混んで参ります。
あの頃の都会は不夜城で、眠る暇など無かったようですが、おばあさん達が気になります。腰が曲がり、カウンターの高さまで手が届かない。客は椅子から立ち上がり、カウンターの中のおばあさん達から酒や料理を受け取っておりました。
その後、あのおばあさん達は、どの様に生き、何処で人生を終えたのでしょうか。

拙著『僕の食物語』にも書いてあります。

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『俳句四季』9月号発売中。

絵が見開きとなっておりますから、コピーする時、中綴じで段差が出来てしまいました。

忙しい朝のひと時、かたづけようとした新聞の記事に目が止まるってことありますね。

表紙-1

エッセイは台風の季節、9月となっておりまして、我が国は台風の通り道にあり、昔も今も国土の大部分が山ですから、大雨が降ると土砂崩れや河川の氾濫が大きな被害をもたらします。

絵-2

大雨が飲み屋の窓を打ち、外のビル街の灯りが滲む。その都会の風景を眺めながら酒を飲むのは好きです。都会に降る雪も好きです。ユトリロの描く、パリの雪景色も好きです。

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『俳句四季』七月号発売中。

アップが遅くなり、失礼しました。物臭な者ですから。

七月の七夕は、新暦です。全国の七夕祭りの多くは八月、旧暦に行われます。新暦の七夕祭りは、少ないです。
俳句も確か、七夕は八月の季語であったと思います。

表紙1

学校の工作時間での七夕飾りは、七月に行われます。八月が夏休みに入るので、新暦の七月の七夕に合わせて、飾りつけを授業に入れているのでしょう。
それで、七月七日が七夕の日と、記憶されていると思います。
飾りつけの色紙が綺麗ですよね。
この辺りから都会では、浴衣を着た若い男女のデート風景が見られます。

絵-2

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俳句人口は多い。我が国では、誰もが俳句を嗜むと言っても、過言ではないでしょう。

『俳句四季』五月号発売中。

新緑の季節です。

昨日、相生美術館へ行って参りました。木々が若葉色に染まり、美しい。

所々に若紫の藤の花が咲き誇って、これも負けじと美を競っておりました。

表紙-1

山に分け入り、野生の藤を鑑賞したいのですが、トーク、サイン会に遅れてしまいます。
泣く泣く、車中からの鑑賞に止める事に致しました。

ページ-2

昨日のトークへお見えになった方々、駐車場が一杯になりましたが、帰りに新緑の山を満喫されましたでしょうか。有難う御座いました。

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『俳句四季』4月号発売。

『俳句四季』4月号に絵とエッセイです。

昨年の俳句雑誌のアンケートに、俳句はちょっと苦手と書きましたら、原稿の依頼が来てしまいました。

俳句関係者は人が悪いですね。

  1.  

何年前ですか、人形アニメの川本さんの音頭で、ロシア、チェコなどの作家と、芭蕉の連句を映像化しました。また、俳句カードなども描いた事がありますから、全く無縁の世界でも御座いません。

書いては消し、消してはまた書く 俳句かな です。
お粗末でした。

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中国水墨画アニメ『牧笛』について寄稿。

日中文化交流協会誌に、上海美術映画製作所、製作の『牧笛』との出会いから、東京での上映会までを書きました。

 

共産圏の映画は中々、見る機会が無い。

アニメ好きの手塚治虫氏など、ロシア・アニメ作品『雪の女王』を見たくて、今はおこなわれていないが、夏休みの小学校の校庭で開かれる上映会に『雪の女王』がかかると聞くと、仕事場を抜け出し、今日は練馬、明日は荻窪の小学校へと、駆けつけたと聞きます。

青味が赤に転ぶ、アグファ・カラーの渋い色調の画面を堪能したに違いありません。

中国の水墨画アニメ『牧笛』も、『雪の女王』と並んで、長らく、まだ見ぬ幻の名作と噂されていた作品です。
七十年代後半に、文化交流団に加わり、特別機で中国を訪れ、『牧笛』を見ることが出来たのは幸運であったと思いますし、団長の手塚さんも、満足したと思います。

それから、まだ全員、人民服で、タラップから出入国手続きの建物まで、人垣で道を造り、熱烈歓迎の手拍子で迎えられたことや、無灯火で車道一杯に広がって帰宅する自転車通勤の人々の群れなど、今の中国からは想像がつかない光景に息を呑みました。

撮影所長、監督等、日本へ招いての上映会、その後の食事会の道すがら、目に入る日本女性の半裸の扇情的な看板に、目を覆う上海美術映画製作所の方々。
何もかも、新鮮な驚きでした。

中国との文化交流、現在も途絶えてはおりません。

コンピュータの無い時代、濃淡のある墨絵をどう動かしたかは、またの機会に。

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