- 2018-06-17 (日) 12:05
- お知らせ
期間 6月23日(土)―8月25日(土)
会場 日本近代文学館
「山月記」は1942(昭和17)年7月、「文学界」に発表されました。中島敦はこの作品で文壇にデビューしましたが、同じ年の12月に急逝しました。
60年以上の長きにわたって教科書に採り続けられるのは、「山月記」が高校生を惹きつけてやまない魅力を持っているからでしょう。とあります。
作品は、その作品にふれた年代を過ぎてからまた目にすると、見えなかったものが見えたりします。
しかし再読は、エネルギーのいる読書です。多くは一度、目を通したから良いと、同じ作品に再びふれる事は、評論家や研究者でないかぎりありません。
豊かな時間が詰まっているのですが・・・・ね。
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