某日、渋谷の勤労福祉会館で講座が開かれました。
鼎談は映画評論家、高野慎三氏と同じく映画評論家の山根貞夫氏、ぐーっと若くなって私です。
渋谷の勤労福祉会館は便利な所に在ります。パルコの真ん前ですよ。
卓球台がある部屋や器具の揃ったトレーニング・ジムもあります。
渋谷の若者、お年寄りは使わない手はありません。税金で運営しておりますからね。
えっ、麻雀は出来ないかって・・・。お年寄りに麻雀は人気ですよね

赤瀬川さんの60年代、70年代の仕事が検証の対象ですが、やはり『0円札裁判』の頃が中心になりました。
法廷に出品された『ハイ・レッド・センター』の法廷内での並べ方や、裸体にトイレットペーパーを巻き付けた作品が動き回るので、裁判官に「モデルは動き回らないで下さい」と注意され、弁護側は「この作品は、動く事を考えて作られた作品です」との反論など、高野氏の報告は精緻を極めました。
法廷に現代美術作品が陳列された、日本近代美術史上、無い出来事です。

また『漫画主義』の刊行についても議論がなされ、やはり今から振り返ると、漫画を論じる評論の萌芽の役割はあったと私は思います。
観客席に映画評論家の上野昂志氏も見えられ、なな、なーんと、ながちゃんまで聞きに来られておりました。
おかーさん、です。

鼎談の後、飲み会になりまして、若い映像作家、編集者、評論家に漫画家等々、渋谷の夜が更けるまで語り、飲み明かしました。
音楽関係の方は、あの時代への関心が高いですね。
イギリスでもレコードでの発売とか、アンテナが鋭いです。
以前、トーク・ショーで語りましたが、歌謡の詞と戦後については私に語らせなさい。論座さん。
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