- 2016-03-13 (日) 11:49
- お知らせ
赤瀬川さんが、ミッキーマウスの時計をしていたのを記憶しております。
私は時計を持ったことがありません。
時刻を知りたい時は、駅や喫茶店、街頭のデジタル時計を見て時刻を知ります。今は携帯を見ますね。
何故、持たないかと聞かれても、確かな理由が見つからない。手首が息苦しく感じる事はあるが、大きな理由とはならない。
それなのにストップ・ウオッチはアニメの大切な仕事道具だから、机の引き出しの中に3つは置いてある。
劇映画の監督と酒席を共にした時、「何故、アニメの絵コンテには、細かく秒数が書き込んであるのか」と聞かれたが、私達、アニメ業界の人間からすれば何故、文字で書かれたシナリオだけで劇映画人は制作出来るのか、尺数は合っているのか不安にならないのか、不思議に思っていたのだが、尺が決まった演技は、役者がやり難いのは判る。
黒澤明監督の絵コンテは有名だが、ゴダールやトリフォー、ルイ・マル、スピルバーグ、ルーカスの絵コンテはあるのだろうか。英文のシナリオとはどの様なものなのか、アカデミー賞でもシナリオを持ってステージに上がる監督、脚本家は居ない。
世界各国のシナリオを見てみたい。
手に取りたい方はこちら。
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