今回はリューベン・オストルンド監督の『フレンチアルプスで起きたこと』を取り上げた。
男はイザとなると、女、子供を置いて逃げてしまう頼りにならない生き物らしい。その証拠に監督は、過去の大事故の生存率のデーターを挙げ、妻子を置いて逃げてしまった夫と妻の葛藤を描いています。
データーを見ると、タイタニック沈没事故においては、男の自己犠牲がはたらいて、婦女子の生存率が高くなっているが、その後は、昨年の韓国の遊覧船沈没のように船長が逃げだしていることからも、女子供の生存率は低くなっている。日本での事故の男女生存率データーは無いが、欧米と日本の違いを素描してみた。
欧米との違いを含めて、内の夫は大丈夫か?鬼嫁、北斗晶夫妻とご一緒に映画をご覧になっては如何でしょう。
またホームの上旬特集記事の『進撃の巨人』、娘と孫が見て来まして、中々の迫力だったと話しておりました。
晴彦さんの作品、評判が良いとプロデューサーの方が申しておりました。お手伝い出来なく、御免なさいね。荒井監督の『この国の空』、見て下さい。
手に取りたい方は『キネマ旬報』ホームへ。
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