- 2015-02-14 (土) 13:34
- お知らせ
今日から開館です。
今年は、第二次世界大戦が終わって70年にあたりますが、世界から戦争の火種が消えるどころか、戦火は大きくなっております。
アメリカの動き方、ロシアの動き方に中国の出方。道を誤れば第三次世界大戦へと繋がる危険性も秘めております。
欧米も歴史的起因まで辿り、映画『ローレンス・オブ・アラビア』の最後で「ローレンス君、ここからは老人の出番だ」と述べた外交官の様に、パワーのみの解決では無く、先進国の長寿社会の英知を集め、解決の糸口を探るのが、世界大戦を経験した人類の取るべき道でしょう。
でなければ、拙著『Ph4.5』にある英国映画『物があふれる』に出てくる英国外務省高官の言葉の様に、「あそこの問題は、喉に刺さった魚の小骨のように、いつまでも痛む」ことになるでしょう。また、経済学者ピケティ氏が指摘する国が持つ海外資産の、先進国と途上国との格差は、どの様に縮めれば良いのでしょうかね。
詳細は平和祈念展示資料館で。
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