寺山さんの没後30周年記念個展は終わりましたが、載せそびれた著書を載せます。
寺山さんの演劇は反自然主義ですね。その意味で古典演劇に近く、イメージのコラージュと言った趣があります。
そして、写実演技に縛られた役者を、舞台へと解き放ったのではないでしょうか。
そう言っても舞台は、今、ここの時間しか表現しませんから、絵画、映画と似ていますし、そこに居る私や私達しか表現出来ません。
寺山さんはその事に気付いていた、のかも知れません。だから、また違う表現へと飛び立つ・・・。
手に取りたい方はこちら。
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