近藤ようこさんの労作、『戦争と一人の女』刊行記念特集に、評論を書きました。
近藤さんの『戦争と一人の女』は、坂口安吾の小説が原作となっておりまして、私は安吾の良き読者では無いので、評論は、私達の年代との差異について書くに止めております。
近藤さんの作品、その多くが映画化されております。心のヒダを丁寧に描く、飛躍の少ないコマ運びが、日常の細部に拘る映像作家には、作品化したい魅力的な漫画になるのでしょう。
戦争期が判らない、そのような世代が資料を読み、戦争期の日常を再現する事は、意味の有ることだと思います。
手に取りたい方は、青林工藝舎ホームへ。
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Comments:1
- 中村佑介 13-01-21 (月) 20:46
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林先生ももちろん、近藤先生の漫画作品も大好きなので、
このようなスペシャルなコラボレーション、非常に楽しみです。
お知らせして下さって、どうもありがとうございます!
ぜひとも購入させて頂きます。