昨年のブログに書きました、12月より開かれております「日本のアート・フィルム回顧展」で「かげ」が上映されております。
「かげ」は、広島の原爆で、銀行の石段に影として焼き付いてしまった男の物語です。
漫画雑誌「ガロ」の巻頭に、毎月100ページの連載をしていた白土三平氏の作品「忍者武芸帳」を、大島渚監督が映像化した作品も上映されております。
漫画のコマ絵をクローズ・アップレンズでとらえた作品は、邦画史上、最もユニークな作品であり、現在の携帯配信、漫画作品の先駆と呼んでもよい作品です。
平面、立体の戦後日本美術を回顧する「東京展」も始まりましたから、八十年代フランス・ポンピドゥーセンターで開かれた「戦後日本の現代美術展」以来の規模です。
ニューヨークに行かれる方は覗いて見られたら良いでしょう。
でも、この時期のニューヨークは寒いね。
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