10月1日から「岡山シティミュージアム」で始まりました個展の講演とサイン会へ行って参りました。
ちょうど東京駅が修復を終え、オープンしたのと重なりましたので、見物がてら「東京ステーションホテル」に泊まることにしました。
東京ステーションホテルは、70年代から利用しておりましたが、80年代に入ると毎月のように各地のデパートで個展が開かれましたので、定宿のように利用しておりました。
とは言え銀座、六本木、渋谷、新宿が近く、ついつい飲み過ぎて、夜中の3時過ぎにチェック・インするような事が多く、折角、ホテルをとったのに、ウトウトとしている間に電車の時刻が迫り、あたふたとホテルを後にして車中の人となり、ホテルを楽しむ余裕がありませんでした。残念でした。
以前はフロントの横に木製の階段が在り、上るときにギシギシと音を立てておりましたが、リニュアールされて、エレベーターで各部屋の階まで行くことが出来ます。
バス・ルームにはガラスの扉が付き、シャワーが床に漏れず、彼女のシャワー姿も無修正で、便座に座りながら眺めることが出来るようになっております。
ツインの部屋ですが、以前は仄暗い照明でしたが、リニュアール後は御覧のようにレトロ・モダンな部屋に生まれ変わって、明るいです。
このホテルのレストランが、食事をしながら東京駅構内を眺められるようになっております。乗降客やホームに出入りする列車を眺めるのも、良いかと思います。
翌日、新幹線で岡山へと向かいました。今回、思いましたのは東京―名古屋間が長いですね。ちょっと飽きてしまいました。
岡山へ着き、ブログに書き込まれた小谷さんの文を引用しますと、「駅周辺のいたるところに大々的に案内されていて、テンションが上がりました。特に駅の大画面モニターにPRされるのは圧巻でした。」と書かれているように、ミュージアムまで目立つ案内がされておりました。
講演は、漫画雑誌『ガロ』のブームと、60年代全般についてお話ししましたが、その射程は、近代日本の始まりから、当時の先進ヨーロッパまで含む話ですが、若い方から面白かったとの嬉しいお褒めの言葉を頂きました。
この後、サイン会に移りますが、多くの方が求められ、本当に有り難う御座いました。
岡山シティミュージアムでの『林 静一展』、11月4日まで開催しております。
ご来館をお待ちしております。
詳しくは「岡山シティミュージアム」まで。
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