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第23回亀倉雄策賞受賞記念 田中良治「光るグラフィック展 0 」

期間 6月22日~7月28日
会場 クリエーションギャラリーG8

1997年に急逝したグラフィックデザイナー亀倉雄策の生前の業績をたたえ、グラフィックデザインの発展に寄与することを目的として、1999年、亀倉雄策賞が設立されました。

第23回は、田中良治氏のインタラクティブデザイン「Tokyo TDC ウェブサイト」に決定しました。田中氏はウェブデザイナーとして活動を開始し、2003年にセミトランスペアレント・デザインを設立。

デジタルメディアにおけるデザインや情報伝達コミュニケーションとその可能性を追求してきました。近年では、東京国立近代美術館等で開催された「トーマス・ルフ展」、近代建築物の歴史を辿る「三井本館1929-2019」、JAGDAが運営する情報と批評を軸にした「The Graphic Design Review」などのウェブサイトの企画・制作を手がけています。(ホーム紹介文より抜粋)

光ると言えば『ネオンアート』が有りましたが、今度は光るグラフィクですか。
広告が並ぶ地下鉄の通路など、足早に通り過ぎるサラリーマン等の足を止めるかもしれませんね。

チラシ- 1

コンピュータ作品が高額で落札されました。

私も息子とプログラムを書き込んで、ゲームのソフトを仕上げるのに徹夜したのが80年代です。

近くに住む息子の同級生のお父様がIBMにお勤めの方で、モーツァルトの『トルコ行進曲』を打ち込んだテープを聞かされ、さすがIBMと感心したものです。

音符を数字で打ち込むと音に変わるのが不思議でもあり、これは私でも作曲が出来るのではと、ワクワクしたのを覚えております。

あれから41年、経つのですね。私も立体を取り入れた漫画作品を描きましたし、初期のすぐ固まるコンピュータから、今はだいぶ改良されました。

若い方達はコンピュータが固まると聞いてもピンとこないでしょう。小説家ですと文字を打ち込んでいる時、コンピュータがフリーズすると、書いてきた文章がダメになってしまいます。

デザイナーですとデザインしている途中で固まると、今日、作業したデザインが皆、使えなくなってしまいます。

一時間程待ちますが、それでも画面が固まっていると、決心して電源を切ります。コンピュータなら自分で直せよと小言も言いたくなります。それでもコンピュータで作業をしたく、モニターの前に座り直します。人間の好奇心には呆れてしまいます。

これを防ぐために、一時間ほど作業したファイルを保存してゆきます。一つの仕事に保存ファイルが大量に生まれ、データー量が少ないパソコンですと、保存にデーターを使い過ぎて、作業かゆっくりとなり重くなります。ハラハラしながら仕事をしておりました。

また、初期のパソコンは電話回線で、パソコンをオンにしますとピー、ヒュルヒュルと音を立てて繋がりますが、これからはインターネット時代と偉い先生か本の中で、インターネットは一日、繋げてないといけないと書いてありましたので、パソコンを一ヶ月、切らずに繋げて置き、電話料金の支払いを見ましたら二十数万の電話料金の支払いが来ました。

あー、この料金ではまだ、普及はしないと確信しました。それが今じゃスマホでネットを見る時代になりました。あなたのスマホ通信費、いくらですか。

現在、日本はデジタル化で世界に後れを取っていると、声高なメッセージが喧伝されております。どうも人間の頭はヒットラーと同じで世界統一がお好きで、古い物を消し去りたくて仕方が無いようです。

しかし先端だと思っていた物でも、弱点はあります。秘密を守りたいならPDFより書留郵便が一番なんて事態にならぬ様、気を付けませう。

アドビーの描画ソフトに、写真を撮り込んで線描に変換するソフトがあると、また遊べるし、アニメに応用できれば、制作過程が大幅に楽になりますが・・・。

コンピュータをキャンバスや絵筆にして、作品を仕上げる人たちが生まれてくるのも不思議ではありません。その作品が高額の値で取引される時代になったのです。さて、コンピュータの次はどんなメディアが世界に広がるのでしょうか。

 

水尻自子さんの新作『不安な体 Anxious Body』(2021年、5分47秒)が、カンヌ国際映画祭監督週間に選定されました。

本作品は、土居伸彰さん(ニューディアー)とフランスのMiyu Productionsとの
国際共同製作プロジェクト第1弾です。

『不安な体』は、今夏、7月6日〜17日開催のカンヌ映画祭にてワールドプレミア上映され、
国内では、2022年1月22日から青森・十和田市現代美術館で開催される『Arts Towada十周年記念「インター + プレイ」』展第3期にて、ジャパンプレミア上映される予定です。

作品の一部をご覧になれます。

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