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キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催71

支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って400年にあたる6年前にキューバ・メキシコで個展を開き、帰国後、ご報告を兼ねてブログを更新して参りましたが、他の要件が多くなり途中で更新が出来なくなりました。

現在、お知らせの多くがコロナ流行に合わせて自粛となり、ブログにてお知らせする事が出来なくなりましたので、その間に支倉使節団400年記念、キューバ日本大使館主催の『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』の続きを掲載することにしました。

タイトル-1

ヴェラクルス州のハラパに着きました。

狭い道に車が多く止まっております。メキシコの方の車保有率は高いのだそうです。ブラジルを抜いて世界59位で日本より少ないです。

日本は島国ですが、同じ島国のイギリスよりも多いです。

車-2

ヴェラクルスと聞くと私の年代ですと、1955年、我が国で公開されたアメリカ映画『ヴェラクルス』を思い出します。

55年と言いますと我が国の食料事情が戦前並になった頃で、拙著『僕の食物語』に書きましたが、焚火にくべた骨付き肉をバート・ランカスターが食べるシーンは、生唾もののシーンでした。

また、食べながら喋りますから、口に入っている肉がポロポロ落ちて、映画の食べるシーンでは、私の中で一番強く印象に残っております。

韓国映画『哀しき獣』でのハ・ジョンウの食べる演技も秀逸で、コンビニで隣りの男が食べていた串付きウインナーソーセージを食べるのを見てジョンウも同じ様に買い、飢える様に食べるシーンを見て、私もコンビニで買って食べたいと思わせたほどです。

この頃の邦画CMも、美味しそうな商品カットより、食べる方に重点をおいた作品が目に付きます。食べたくなる気持ちが口の中に広がり、中々、良いですね。

写真-3

ハラパの伝統料理を出すレストランで、ベティさんと矢作さんの奥様とお子さんの千菜ちゃんにお会いし、記念撮影です。

記念写真-4

千菜ちゃんに『アナと雪の女王』を英語で唄ってもらいました。私のティンカーベルです。

垂れ幕-5

個展会場のヴェラクルス州大ギャラリーを拝見いたしました。

入り口に展示してあります『支倉常長遣欧使節団400周年記念』ポスターで、私の他に作家、音楽家の方々が見えられ、記念講演会を開いております。

3Dで当時のキューバやヴェラクルスの街並み、遣欧使節団の方々が見られると、嬉しいのですが・・・。

作業-6

会場設営の真っただ中ですね。

設営に引っ張り出されたヴェラクルス州大の学生さん達です。

学生-7

丸で囲んである方は、休暇でハラパに遊びに来たメキシコの美術館の学芸員で、休暇で遊びに来たのに仕事をさせられております可哀そうな方です。

美人の女性が一人、居ります。「イングリット」さんですが、その後、来日して個展を開いております。

イングリット-8

上の写真が来日した時のものです。違うでしょ、学生ぽさが無くなっております。

後ろに居るのが恋人で、イングリットさんの学生ぽいところを女性の色香に変えた写真家の方です。

青年-9

画廊の事務を担当している青年です。

髪が整っているので、整髪料はと訊ねますと、日本の若者と変わらない整髪料の名前を答えました。毎朝、シャワーを浴びて、髪を整えると話してくれました。日本の男の子も身だしなみに気を遣う様になってきました。

今では男性の髪型が、ハリウッドの男優から街中の男子まで、世界中、同じスタイルになっております。

日本が世界二位の経済大国になった事への驚きと、日本が出来て私達メキシコが出来ない訳はない、そんな夢と希望を与えてくれた日本に感謝しますと、模範解答が返って参りました。日本の若者は言えますかね・・・・。

カメラ-10

カメラのバッテリーが切れて使えなくなり、カメラ屋に飛び込み買い換えました。

修理の為に、日本からハラパへ来ると話したら、店員の青年が笑ってくれました。

旅は思いがけないトラブルに巻き込まれます。「もう二度と、外国なんか行くか」といったタイトルの本を書店で見ましたが、困った時に出会った人を記憶しているのも、旅のお土産の一つでしょう。

 

毎年日本アニメーション協会が日本アニメーション学会とともに共催する学生アニメーション映画祭ICAF(インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル)が、今年はオンラインをメインに開催されることとなりました。

今回は文化庁メディア芸術祭と連携して開催されるため、例年行われているゲストトーク「ICAFとらのみち」のみならずメディア芸術祭の『新人作家インタビュー』もオンライン配信されます。

インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル 2020(略称: ICAF 2020)

会期:2020年9月19日~10月4日

[プレ・オープニング期間]9月19日~9月23日

[メインイベント期間]9月24日~9月27日

[アーカイブ期間]9月28日~10月4日

 

オンライン会場 https://2020.icaf.info

参加校:アート・アニメーションのちいさな学校、大阪芸術大学、大阪電気通信大学、金沢美術工芸大学、吉備国際大学、九州産業大学、京都芸術大学、京都精華大学、神戸芸術工科大学、女子美術大学、多摩美術大学、東京藝術大学、東京工芸大学、東京造形大学、東北芸術工科大学、長岡造形大学、名古屋学芸大学、日本大学芸術学部、比治山大学短期大学部、広島市立大学芸術学部、北海道教育大学 岩見沢校、武蔵野美術大学、以上です。

 

では、御陽気に・・・。

「メキシカン・ロック GOGO GOGO」。

 

古いリンクですからまだ、繋がっておりますか・・・・。

NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。

ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。

ハバナ個展の記事です。

Habana Times の記事です。

Radio Rebeldeの記事です。

キューバの日系の方々のサイト、CUBANO NIKKEI の記事です。

Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。

Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。

メキシコでの個展です。

主催のベラクルス州立大学の新聞の記事です。

AGN VERACRUZ Periodismo puntal y con sentidoの記事です。

Organización Editorial Mexicana社の’El Sol de Leon’の記事です。

lado.mxの記事です。

EL HERALDO DE VERACRUZ’からの記事です。

‘Oye Veracruz CULTURA’からの記事です。

La noticia en caliente’からの記事です。

‘PUNTO Y APARTE’からの記事です。

‘la veracon’からの記事です。

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