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2012-09
『わたしの八月十五日展』in長春
- 2012-09-28 (金)
- お知らせ
日本と中国の関係、緊張度を高めております。
そのような中、公開しそびれておりました長春での『わたしの八月十五日展』です。
文化交流は絶やしたくありません。
四月に恒例の「満州地蔵の会例会」が行われました。
生憎の雨でしたが、多くの方が集まり、浅草寺境内に在ります地蔵にお参りしました。
例会は、浅草仲見世に近い「アリゾナキッチン」で開かれました。
ここは、永井荷風がこよなく愛した洋食屋です。
美味しそうですね。スープとロールキャベツにメンチカツです。
解散後は「ハートカクテル」の古谷さんと、夜の街へ繰り出し、朝方近くまで楽しいお酒を飲みました。
古谷さんと私、何故か気が合います。
さて、日も変わりまして、長春への出発の日です。今回は、羽田国際空港から飛び立ちます。
この大きさの空港は好きですね。ドゴール、北京など、大き過ぎます。電気自動車などが走っておりますが、足が弱った老人には酷な空港だと思いますよ。
先進国は老齢化社会になるのですから、考えなければいけないでしょう。
店の並びはお江戸を模したものです。ここに湯屋を造ってほしかったなー。
一軒、繁盛している焼肉屋が御座いました。帰りには、そこでカルビを食べながら、一杯やりたいものです。
もう北京空港です。乗り換えて長春へと向かいますが、待ち時間が2時間あります。
それに入ったお店にはビールが無かった。中国では珍しくないのですかね、レストランにビールが無いのは。
そこでもう一軒。ここには冷えたビールと個室になる部屋がありました。ビールを飲みながら、長椅子で仮眠が取れます。
長春の専門学校へ教えに行っている山根青鬼さん、良い店を発見したと喜んでおりました。
さて、旧満州の首都での展覧会、どうなりますやら・・・。
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『兵士となってー陸と海のちがいー』
期間 9月19日~12月9日
会場 平和祈念展示資料館
叔父達は皆、海軍でした。
母の憧れの王子様は、海軍の夏服を着た士官で、夏に叔父が友人達を連れて帰ってくると、その世話に忙しくも胸時めいたのでしょう。
三島がエッセイで、海軍の寄宿舎の1階には大鏡があり、兵士たちは外出時、その鏡に全身を映し、身だしなみをチェックしたと書いています。制服の美というのはあります。
自衛隊への入隊から訓練、配属までを描いた漫画がありました。配属の時、部隊の紹介ビデオを見せられます。人気の無い部隊が一番、楽しそうに紹介されていて、まんまとそれに引っ掛かり配属を希望してしまうラストが愉快です。
先日の講演の後、48階の資料館を訪ねた写真ですが、フラッシュをたかなかったので、真っ暗です。赤丸で囲ってありますのが、私が描いた母子像です。大きく描くのも良いですね。
講演には多くの方々が見えられました。有り難う御座いました。
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国立「GALLERY BIBLIO」の展示作品が変わります。
9月1日から始まりましたBIBLIOでの展示。20日からは童絵の展示です。
子供服が多様化し、お洒落になってきました。
チラシの絵は女子野球のユニフォームですが、女子野球は戦前に在ったそうで、何故か戦後になって消えてしまいました。女子プロ野球も復活してほしいですね。
オープニングの写真です。国立市長や嵐山光三郎、南伸坊、丸で囲っておりますのが十松さんのリハビリを担当した先生です。
病はある日突然に、誰にでも訪れますから、先生への質問は真剣です。
血管が詰まる、切れる箇所によって回復の難易度が違うそうです。どうせなら、回復の早い箇所での病を発病したいものです。
現代のお洒落な童絵をお楽しみ下さい。
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岡山シティミュージアムで『林 静一展』開催
期間 10月1日~11月4日
会場 岡山シティミュージアム
岡山市デジタルミュージアムの名で親しまれてきました美術館。名を岡山シティミュージアムに改め、10月1日にオープン致します。
そのオープン記念催事として『林 静一展』を開催致します。
岡山は新幹線が開通した年に、岡山大学の学園祭に招待され、御伺い致しました。まだ、20代の頃の事です。
岡山駅が東京、京都、大阪に似た駅に変わっていたのには、ちょっとがっかりしましたが、大学教授など10数人で参りましたから、毎晩、留年9年の猛者も加わり、酒盛りの日々が続きました。あの、留年の学生さんは、今、どのようにお過ごしでしょうか。お会い出来ると嬉しいです。
女子大生にキャーキャー言われましたが、その美貌、劣化が進んでおりますが、まだまだ健在です。
その後、取材で岡山を訪ね、夢二の故郷を堪能いたしました。
講演会、サイン会が6日、7日。2日連続で御座います。お誘いあわせの上、ご来館、下さい。雨の日も、岡山駅から濡れずに入ることが出来るミュージアムです。駅中美術館と言って良いでしょう。
詳しくは『岡山シティミュージアム』で。
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ちばてつや、森田拳次、石子順共著『ぼくらが出合った戦争』発売。
三作家による、旧満州引き揚げ鼎談です。
現在『私の八月十五日展』が中国を巡回中で、先日、長春へ行って参りました。
長春は旧満州の首都ですから、片側六車線の道路が縦横に走り、広くすっきりした街並みです。
また、満映撮影所があり、母は長春のデパートで、李香蘭を見かけたそうです。大変、美しい人だったと話しておりました。
他国に住んだ体験を作品に反映させたのは、上田トシコさんです。
私ぐらいの年齢ですと、彼女の作品「フイチンさん」をご記憶の方も多いはずです。
残念ながらお父様は中国に残され、処刑されました。
他の引き揚げ作家の紹介もあります。私も紹介されております。
『ぼくらが出合った戦争』、手に取りたい方はこちらで。
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