2012-03

会期　４月２１日～６月１０日

会場　中津万象園・丸亀美術館

現在は合併しておりますが、旧丸亀市は戦前、母方の祖父が市長を務めたところです。母の兄弟に亀丸という名の叔父がおりますから多分、ここ丸亀で生まれたのではないかと思います。

私の名「静一」は、祖父の命名だと母から聞きました。

母から子守歌のように祖父のことを聞かされておりましたから、丸亀市での個展、緊張致しております。

４月３０日にトークとサイン会が御座います。お誘いあわせの上、お出かけ下さい。

祖父の論文が「都市問題」ホームに御座います。丸亀市の医療についても言及しておりますが、読むことは出来ません。

個展の詳細は「中津万象園・丸亀美術館」ホームまで。

期間　３月２０日～３１日

会場　平和祈念展示資料館　ビデオシアター

作家、野坂昭如原作『戦争童話集』からのアニメ化作品です。

野坂さんの戦争作品のアニメ化は、『蛍火の墓』が有名ですが、他の作品もご覧下さい。

詳しくは、平和祈念展示資料館ホームまで。

画像は図録ですが、パラパラと捲り眺めますと、あの当時、活躍していたアーティストの殆どが、映画ポスターを手掛けていたのには驚きました。

アート・アニメの黎明期のポスターが、先日訃報が伝えられた石岡瑛子さんが手がけていたなんて、驚きでもあり、この展覧会の楽しみでもありませう。

上の画像は、私が手がけた英語版『曼陀羅』のポスターですが、当ホームのワークスに日本語版のポスターも有ります。御覧になって下さい。

『日本の映画ポスター芸術』３月３１日まで、東京国立近代美術館フィルムセンターで開いております。お見逃しなきよう願います。

前にも書きましたが、みんなのうたに限りませんが、貴重な番組作品が紛失しております。

今回、なんと紛失した作品の70作品が見つかったそうです。

当時のテレビ局を少々知るものとしては、有りうることだと思いました。

その中で、私が映像を担当した作品の放送日を、お知らせ致します。

『青い山　白い山』は、当時、採譜された北海道の子守歌で、歌うのは『わたしの城下町』『瀬戸の花嫁』とヒットを飛ばしておられました小柳ルミ子さんです。

私が最初に、『みんなのうた』の映像をお引受けした作品です。

放映日は、３月１６日　AM.1:55からです。

２作品目は、昨年、発売されたDVDに収録されております『かな　かな　かな』です。

日本語の旋律をそのまま歌にした実験作で、歌うのは『夜明けのスキャット』でヒットを出され、現在、世界の歌姫として活躍する由紀さおりお嬢様です。

放映日は、３月２０日　AM.4:30からです。

この他にも私の名前が入った作品が有ったそうですが、その話はナイショです。

詳しくは、みんなのうたホームで。

万葉歌を絵にしたのは、七十年代の女性誌での連載の時でした。

後に単行本化され、一昨年、復刻版が出ました。

放送はその中から、一首を選び、思いを語りました。

選んだ歌は、

天の海に雲の波立ち月の舟

星の林に漕ぎ隠る見ゆ

柿本人麻呂が読んだ歌です。

雄大な夜空を唄った歌ですが、太陽系の消滅と共に、新たな星を見つけて宇宙の海原に漕ぎ出す人類の未来にも思えます。

そう言えば、月は少しずつ地球から遠ざかっていると聞きましたが、本当でしょうか。

手に取りたい方は、購入ホームへ。

久里さん、長年のアニメ界への貢献が認められ、ザグレブ映画祭から功労賞が送られ、それを祝う会が開かれました。

いつも素敵なお着物の一色あずるさんと、ツーショットです。

広島国際アニメ映画祭のエグゼクティブ・プロデューサー、木下小夜子さんを囲んでの記念写真です。

久しぶりにお会いするのか木下さんとは、ハグしてしまう私です。

広島映画祭、今年は何十周年ですか、記念行事でお忙しい木下さんです。

教え子に囲まれた久里さん。

８０を過ぎて尚、未来の作家を育てる為、教壇に立っておられます。

囲む教え子が皆、女性とは、久里さんらしいですね。

私も両の頬へ、お嬢様のキッスを受けている写真が有ったのですが・・。

その映像、何処かで見たぞ、とのツブヤキが聞こえてきそうですね。

久里さん、益々ご活躍下さい。