支倉常長さん一行、遣欧使節団がキューバ、メキシコの地に降り立って4年前は400年にあたります。それを記念してキューバ・メキシコで個展を開きました。
『トラディショナル・モダンな日本美術 林静一の美人画展』です。
皆さんお揃いになり、講義が始まりました。
始めに我が国のショート・フィルム作家の紹介と作品を上映いたしました。
作品を堪能されたようです。メキシコからもショート・フィルム作家の誕生を願います。何せルイス、ブニュエル監督の学校があるのですから・・・。
撮影機があれば、ワークショップを開いても面白かったです。
それから私、今回の個展の企画を引き受けるまで忘れておりましたが、メキシコとは少なからず縁が御座いました。
と、申しますのは、1955年9月10日より東京国立博物館にて『メキシコ美術展』が始まり、母に連れられ展覧会を見に行きました。
シケイロスにタマヨ等、メキシコを代表する作家達の作品が並び、その迫力に10歳の私は只々圧倒されました。
その中に、ギェルモ・メサが描いた『玉蜀黍畑』の作品があり、玉蜀黍畑を歩く農夫の姿があまりにも痛ましく、幼い心に深く刻まれたのでしょう。
美術評論家の正木氏のフォローで、ウキペディアのギェルモ・メサのページです。
その農夫が73年9月号の『ガロ』に描いた短編『光あれ』に蘇ってまいります。
赤丸で囲ったのがギェルモ・メサが描いた農夫で、高熱を出して寝込んでいる少女の元にやって来る死神として描かれます。
『メキシコ美術展』を母に連れられ観に行ってから約十数年後、こんな形で突然、展覧会の記憶が蘇るのですね。
今は母に感謝の気持ちです。この後、ベラクルス州からメキシコ・シティに戻り、そこでビックリする出来事が待っておりました。
「メキシカン・ロック GOGO GOGO」。
ギェルモ・メサの作品画像を、無断引用したことをお詫び致します。
NHK番組『視点・論点』 『『伝統の美人画』中南米を行く』です。
ノーリッジで行いましたトークイベントの英訳が、米国のThe Comics Journalに載っております。
ハバナ個展の記事です。
Habana(ハバナ歴史事務所)の’Habana Patrimonial’の記事です。
Cuba Contemporaneity の記事です。
Habana Times の記事です。
Radio Musical Nacional,の記事です。
Radio Rebelledの記事です。
キューバの日系の方々のサイト、CUBANO NIKKEI の記事です。
Cuba Cooperation France の記事です。講演の様子ですが私、暑さでボロボロになっております。
Habana Culturalの記事です。洋装のこの絵が人気です。後ろの椰子の木がキューバの方々の心を捉えたのでしょうか。
メキシコでの個展です。
主催のベラクルス州立大学の新聞の記事です。
AGN VERACRUZ Periodismo puntal y con sentidoの記事です。
Organización Editorial Mexicana社の’El Sol de Leon’の記事です。
lado.mxの記事です。
‘DIARIO A・Z XALAPA VERACRUZの一回目の記事です。
‘DIARIO A・Z XALAPA VERACRUZの二回目の記事です。
EL HERALDO DE VERACRUZ’からの記事です。
‘Oye Veracruz CULTURA’からの記事です。
La noticia en caliente’からの記事です。
‘PUNTO Y APARTE’からの記事です。
‘la veracon’からの記事です。
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