松本さんが各界の著名人と対談しております。
私も2000年四月に、南青山の喫茶店で対談しました。
ファースト・アルバムの絵について話し合いをしたのは新宿の喫茶店『菁蛾』で、当時『風月堂』と二分する新宿の若者に人気の喫茶店でした。
ほの暗いランプの明かりと夢二の版画が飾られた木造二階建ての喫茶店は、これが喧騒の新宿の真ん中に建っているとは信じられない、ゆったりとした静かな時間が流れる喫茶店でした。
八十年のバブル地上げに巻き込まれ、新宿から姿を消しましたが現在、マスター五味さんのお嬢さんが、東中野で画廊喫茶として続けておられます。
松本さんは私の中で、戦後の重要な作詞家として認識しており、敬愛もしております。
作詞家としての松本さんの何処が重要かについては以前、戦後歌謡史のトークショーでお話しましたから、それを聞かれた方は理解していることと思います。
また、お嬢さんが素敵な方で、その彼氏も好青年です。
手に取りたい方はここです。
今日の朝刊にピケティ氏が、台頭してきた政治勢力を「ポピュリズム」と括って報道するメディアに苦言を呈している。
私もナノ・レベルの時代に、少々雑な括り方だと思うし、活字メディアだと紙面の都合もあるし、テレビ・メディアだとスポンサーがらみの時間の問題という足かせがあるが、グローバル化に不寛容な人々の問題を救い上げ、政治的な解決方法を示唆するのがマス・メディアの仕事ではないだろうか。
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