- 2016-05-28 (土) 11:56
- お知らせ
某日、品川プリンスで、合田さんをお見送りする会が開かれました。
ホテルの中は外国観光客であふれ、ホテル入り口には世界一周ヒッチハイクをしている日本青年が、旅を支援する人を求めたメッセージ・カードを首から下げ、立っておりました。
合田さんとは20代の頃、対談でご一緒、致しました。
それからは個展会場や飲み屋でお逢いしておりましたが、一昨年ですか電話をかけて来られ、鎌倉の自宅の話などをされましたが、ちょっと呂律がおかしいなと思っていたところに、訃報が届きました。
あれが最後の電話でした。
合田さんの平面作品は、来歴が判りません。
80年代にハイパー・リアリズムの作家が、ピントのボケた連作を発表しましたが、それとも違うボケた官能的な平面作品で、私は好きでした。
特に少年のヌードが良い。
また一人、旅立って行かれました。
ご冥福をお祈り致します。
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