先月、発売になりました『D&Q 25周年記念』本です。25年ですから4分の1世紀です。
一時、活動を停止していたようですね。新たな気持ちでD&Q、海外のアート・マンガを引っ張ります。
25年の歴史ですから背が厚く、775ページあります。広辞苑位の厚さです。
日本からの寄稿作家は、水木しげるさん。アングレームでも賞を頂いておりますから、英語圏ではお馴染の作家です。
続いては辰巳ヨシヒロさん。
惜しくも亡くなられましたが、多くの作品をD&Qから出版しております。
振り返りますと劇画の作家の方々は、その前の『少年ケニア』や『砂漠の魔王』などの挿画のリアルなペン画からは、学んでいないようですね。
それに私です。
泣いて生きよか、笑って生こか。死んでしまえばそれまでよ、生きてるうちが花なのよ。の口上にのって大道芸人が街を練り歩きます。『大道芸人』です。
私の子供の頃は、バナナのたたき売りや瀬戸物の安売りにシジュウガラのオミクジ引き。それにおしんこ細工などがありました。学校前ですとキビがら鉄砲に粘土細工等々、それに駄菓子屋や紙芝居などを入れると、子供は下校時に誘惑が多く、街は露天商で溢れ、その呼び込みの芸が中々のものでした。
私は映像の世界に居ましたから、印刷メディアの2色刷りは新しい表現に思え、別々に描き重ねてみました。『大道芸人』は、見世物小屋に出ている人魚姫の話しです。
ムーミンも参加しております。頑張っていますねー。
『D&Q 25周年記念』書籍、手に取りたい方はここ。
D&Q 25周年記念書籍の紹介ページです。
- Newer: キューバ・メキシコ交流400年記念個展開催㉗
- Older: 特別展示『心に刻まれた姿』