高倉健さんがお亡くなりになりましたね。
私は東映動画に居ましたが、撮影所、近所の飲食、喫茶店でも、高倉さんをお見かけしたことはありませんでした。
寺山修司さんの『書を捨てよ、街へ出よう』の映画で、高倉さんの高さ10メートルの看板を作った思い出があります。
それから、マレーネ・デートリッヒさんのディナーショーで、幸運にも高倉さんの隣のテーブルに座り、鶴田浩二さんや渡哲也さん等と座を囲む高倉さんを拝見し、わー、豪華なテーブルだなと、感激したのを覚えております。
ご冥福をお祈り致します。
今回はエリック・クー監督の『TATSUMI・マンガに革命を起こした男』を取り上げた。
辰巳ヨシヒロの原作をもとにつくられた作品で、抑制した動きで、マンガを読む時の感覚を大切にしたアニメ作品である。
本文で、今、マンガは出版メディアから携帯等のインターネット・メディアに進出しようとしている時期ではないかと書いた。このアニメ作品が、私の画ニメ作品『赤色エレジー』と同じく、携帯などで読むマンガの一方向を指し示しているように思う。
それが出版メディアのマンガを凌駕する読者数と、売り上げを誇れるようになるかは、未知数である。
本を手に取りたい方は、ここ。
- Newer: 小梅ふるポテ発売中。
- Older: 皆様にお年賀です。