毎年の事だが年末は忙しく、期日に間に合わない仕事が多々あり、御免なさいと頭を下げる日々を送っている。
また今回は、書いても良い映画が三作品も有り、選ぶのに困った。
キム・ギドク監督の『メビウス』を書く事にした。
この映画は全編セリフが無く、アート・アニメ作品に多く見られる手法で、往年の新藤兼人監督『裸の島』を思い出させる作品である。
セリフが無いから、役者の演技も少し説明的だが、粗削りな作品に器の大きさが垣間見られ、今後の作品が楽しみである。
手に取りたい方はここ。と書いたら、明日までにもう一つ原稿をお願いしますと、メールが来ていた。文章は丁寧だが、一本鞭の傷口が癒えぬところにロウを垂らす内容となっていて、師走はハードSMの季節である。おかぁさーん。
- Newer: 『いきいき』一月号発売。
- Older: ファーストフード「ロッテリア」にて「小梅フルポテ」発売。