- 2010-07-30 (金) 14:32
- お知らせ
期間 8月3日~5日
会場 北海道、小樽
少年たちの記憶―巡回展が始まります。
北海道から福岡県へと順次、巡回致します。
東京は10月に開かれます。
作家が旧満州で住んでいた場所です。
奉天には赤塚さんやちばさん、古谷さんに森田さんなど、
多くの作家が住んでいたのですね。
スピルバーグの「ザ・パシフィク」がWOWOWで始まりました。
ガダルカナル戦が終わったところです。
「ジャップ」「つり目のサル達が始めた戦争を、我々が終わらすのだ」
差別、蔑視語が飛び交って、中々の迫力です。
ガダルカナル戦で日本軍は「バンザイ突撃」を繰り返します。
「撃っても撃っても、敵は攻撃してくる」と、
ノイローゼになる兵士も出てきます。
二十歳の頃に読んだガダルカナル戦は、
昼間は仲間の死体と共に横たわり、
夜になると起き上がり米軍基地を襲うとありましたから、
弾よりも安く人命を使った作戦は本当だったのだなと、
観ていて思いました。
川を挟んでの銃撃戦で、
若き日本兵が「さぁ、殺せ。撃ってみろ」と、
仁王立ちになって叫ぶ場面がありました。
塹壕から銃を構える米兵は、
何故、逃げないのだと不思議に思います。
文化の違いに戸惑う、
若き米兵達です。
この後、硫黄島、サイパン、沖縄戦まであります。
沖縄戦を我が国から描いた映像作品は有りますが、
米国側から描いた作品は無いと思いますし、
沖縄戦に参加した、
海兵隊員が書き残した本がベースになっておりますし、
スピルバーグも、
忠実な再現に心を砕いたと語っておりますから、
このシリーズは楽しみです。
どちらにせよ、日米の十八、九歳からの若者が対峙した太平洋戦争です。
我が国の多くの若者に見てほしいです。
少年たちの記憶展、中国でも巡回します。
また、南京虐殺祈念館での「八月十五日の記憶展」。
入館者数が500万人を突破したそうです。
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