- 2014-02-08 (土) 12:50
- お知らせ
期間 2月11日(火・祝)~3月23日(日)
会場 渋谷区立松濤美術館
1963年5月、高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之らの若き芸術家たちは、「ハイレッド・センター」を正式に結成しました。
名称「ハイレッド・センター(Hi-Red Center)は匿名の行動により平穏な日常のなかに「芸術」を持ち込むことで、退屈な日常を「撹拌」しようと試みたのです。
タイトルに「直接行動」とありますが、二十世紀に注目されるのが、この人間の「行動」「行為」です。
「あいつの言っていることとやっていることが、矛盾しているよ」なんて言いますね。
特に近年「エコ」なんかを口にしますと、「あいつエコ、エコなんて言っているいけど、石油ジャブジャブの都会に住んで居るんだぜ。エコ、エコなんて言うなら、山の中で畑を耕していろよ」なんて批判をよく耳にするでしょ。
これも「発言」と「行動」が一致しないことを批判している訳です。「言動不一致」となります。
そう難しくないのが、彼女や奥さんに「あなたは何時も口先だけ!プレゼントするねって、何時プレゼント貰えるの、今でしょ。」何て言われてませんか。行動が伴っていない訳です。
18世紀から19世紀に、この「行為」「行動」に着目した画家が、私の知る処、東西に二人居ります。誰かは言いません。
二十世紀に注目され、アクション映画、デモ、革命運動、スポーツなどで、広く私達に受け入れられている「行為」「行動」です。
今や何も表現物をあらわさなくとも、人生が芸術とは、多くの人が口にする言葉でしょう。生き方、生きる行為が表現であると言うことです。
因みに私、アクション映画のファンて゛す。
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