- 2013-09-22 (日) 12:40
- お知らせ
期間 9月25日~12月25日
会場 平和祈念展示資料館
20代の頃、旧満州の事を調べるので、連日、国会図書館へ通ったことがあります。
目録に目を通すと、画家が書き残した物が皆無に近いことに気づきました。
一冊、当時ロシア人街へとつながる日本橋で、敗戦後、邦人が売っていた物のスケッチと値段が記載されたスケッチ・ブックありました。
この橋で、子供を籠に入れて売っていたとも聞きます。
私も、母に抱かれて店に出ている時に、ロシアの軍用トラックが店の前に横付けになり、降りてきた髭の立派な部隊長の目に留まり、私を抱きかかえると、可愛い子だ、国に連れて帰ろうと、トラックに乗っている兵士に放り投げたそうです。
母は子供を返してくれと必死に懇願しましたが、部隊長は小さなアジアの女が泣いて大声を出しているのが可笑しいらしく、腹を抱えて笑い転げていたそうです。
そのまま連れて行かれたら、私はどうなっていたのでしょうか。そして夫、姉、私と、全てを失った母は、如何なっていたでしょうか・・・・。
Comments:1
- Alejandra 13-12-25 (水) 17:16
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