- 2013-08-15 (木) 13:36
- お知らせ
下界が暑いと、山に籠りたくなります。孫を連れて、避暑に行きました。
木陰での昼食です。ビールにワインが美味しいです。
何処から見えられたとの店主の問いに、息子が東京と答えると、この暑いのによく住んでいますねーと言われてしまった。
あーぁ、あなたとならば~、暑くはないわー、この東京沙漠―。
お粗末でした。
俗界の喧騒、暑さが嘘のような、雲上界です。
画像に白樺が写っておりますが、白樺は江戸時代も在りましたが、絵に描かれることは無かったと記憶しております。
白樺林を行く三度笠に、追いかける鳥追い。そんな一場面も有ったと思いますが、街道は浮世絵に描かれていた松並木が定着しておりました。白樺の雑木林があっても目に入らないか、描くのを躊躇したでしょう。
そして白樺は、明治以降、来日した外国人が見つけた新しい日本の風景と言えるでしょう。
山本周五郎の『樅の木は残った』なども、大河ドラマになりましたが、私達はクリスマスの樅の木を思い浮かべてしまうのと似ております。
お城には松で、樅の木を思い浮かべる人は、多く居ないでしょう。
瀋陽に在る故宮の原型になったヌルハチの墓は、参道の両側は松が植えられて、懐かしい感じが致しました。
孫達を風呂に入れて、夕食のバーベキューです。
麓のスーパーで買った玉ねぎが甘く美味しく、ビールにワインに日本酒がまた、美味しい。
孫より先に私は寝室へ行きました。朝までぐっすり、クーラーが要らない、電気代が安い雲上界です。
フロントの建物に在る室内プールです。
孫が水と戯れている隣を、御爺ちゃんが腰まで水に浸かり、黙々と歩いておりました。
膝痛患者が多いらしいですね。老後の楽しみは、歩けてなんぼの世界ですぞ。
聞いているのか、浜辺で娘を追いかけている男性ホルモン満タンの若人よ。追いかけられるのも、足腰とホルモンです。
一人、若者が黙々と泳いでいましたが、これもカッコいい。お尻の線が落ちていないのにジェラシーを感じ、ソクラテスの気持ちが解りました。
混んでいないのが、また良い。
静かですねー、避暑地の朝の散歩道です。小鳥がさえずり、可憐な草花が色ずき、ジョギングをする人々を包みます。あー、美味しいパンに新鮮な卵焼き、珈琲が飲みたくなります。
下界へと、戻りたくない。
では、俗界の皆様、熱中症に気を付けて、お仕事を気張りやすドスえー。
夕方にはトンボが舞い、秋が近いことに気づきます。
雲上界からのブログ更新でした。
俗界はまだ、暑いですかね?
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