煙草をぷっつりと、止めてしまった。
こんな簡単に禁煙出来るとは思わなかったので、拍子抜けしている。
あまり簡単に禁煙出来たから、煙草を吸って、元の愛煙家に戻ろうとしたら、煙草が不味い。舌に苦味が残って口の中がヤニ臭いのだ。
こりゃー本物の煙草嫌いになっていると思ったが、新たな問題が生まれた。
喫茶店で珈琲を飲むのが毎朝の習慣となっていたのだが、煙草を吸わないと何とも間が持たないのだ。
間は大切です。日本文化の最も重要な要素が、この間です。これが、朝の大事なティータイムから消えて仕舞った訳です。
煙草を吸うのは間だったのですね。
寺山修司さんも、煙草に火を付ける時に歌っております。
マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや
とね。
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