期間 4月27日~6月16日
会場 相生森林美術館
徳島は、東映動画に入社した年の夏にお伺い致しました。
海水浴へでも行ったのかと思われるかもしれませんが、違います。
東映動画は毎年、徳島の「阿波踊り」に参加している「動画連」があり、新入社員は全員、これに参加するならわしでした。
私達も踊りの特訓を受け、慣習に従い参加を致しました。
私たちは高松から徳島まで、自転車で参りましたが、走る道々で温かい声援を頂き、なんて徳島の人達は素晴らしい人達なのだろうと思っておりましたが、これが大間違い。
現在は判りませんが当時、この時期は四国一周サイクリング・レースが行われていて、私達はその参加選手と間違われていたのです。
私が借りた自転車は、7段変速のギャーが壊れていて、坂道の辛いこと、辛いこと。
また、一泊したところで雨に降られ、見かねた派出所のお巡りさんの好意で、派出所の二階に在る、鉄格子の入った部屋へ泊めて頂きました。
いよいよ阿波踊り本番ですが、ダラダラ繋がって踊れば良いだろうと考えていたら、これが大間違いです。
桟敷の観客席を通る時は、一列ずつ、1メートルほどの間隔をおいて踊らされるのですから、まぁー、恥ずかしいのなんのって、恥ずかしかったです。
踊るあほうに見るあほうとありますが、この時はやはり、見るあほうでいたかったです。
でも女性の皆さん、普段からお綺麗ですが、阿波踊りの衣裳を着ると、いっそうお美しくなられる。本当に綺麗でした。
徳島から戻ると、全社員の見守る中、東映動画の中庭で踊らされました。これも恥ずかしい。嗚呼です。
5月3日、1時よりトークとサイン会が御座います。お誘い合わせのうえ、ご来館下さい。
詳しくはと言っても、まだ予告告知のみですが、相生森林美術館まで。
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Comments:1
- ayu 13-05-20 (月) 0:23
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はじめまして。母に誘われて相生森林美術館の展示を拝見してまいりました。まさかあんなにたくさんの作品数が見られると思わず、しかもすべての作品が本当に素晴らしくて感動致しました。
小梅ちゃんと懐かしい鶴の恩返し。源氏物語は、再度読み返してみたいと思いました。
「おまえさん嘘だったんだね」というポスターと、グレーの着物にグリーンの帯の少女の日本画が大好きになりました。
ミュージアムショップにポスターがあれば!大きな絵をぜひ自宅に掛けたい、そう思いました。
おかあさん誘ってくれてありがとう。
ギャラリートークにもぜひお伺いしてみたかったです。素敵な作品をたくさん見せていただき、ありがとうございました。
ポスター化はぜひご検討を願いいたします