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教科書のなかの文学/教室のそとの文学Ⅳ──夏目漱石「こころ」とその時代

ウクライナのアニメ作家や映画祭関係者たちから、助けを求める声が届いております。

ASIFA本部では、ウクライナの人々、特にウクライナのアニメーション関係者と心を一つにするべく、公式サイト  asifa.netに 2つの請願書を掲載しました。

アニメ、映像関係者で無くとも、請願書にサイン出来ます。

オタワ映画祭のディレクター、クリス・ロビンソン氏による請願書です。

https://asifa.net/international-animation-community-stands-with-ukraine/

このページ冒頭の、「SIGN THE PETITION」をクリックすると、以下の請願書サイトが開き、署名することができます。

ウクライナのアニメ協会の請願書ページです。

ウクライナを応援したい高校生もサイン出来ます。

下の方にウクライナ軍を支援する、ウクライナ国立銀行のNBU募金口座アドレスがあります。

ウクライナ侵攻に反対する請願アニメーター (ipetitions.com)

 

ウクライナの平和の為の映画祭がロスアンゼルスで開かれました。

ウクライナのための平和 – この戦争は悲劇です。この戦争は犯罪だ。この悲劇とこの犯罪は止まるでしょう。 (peaceforukraine.org)

International Animated Film Festival KROK – ホーム | Facebook

ロサンゼルスの MiMoDa Studioにて、8月26日、27日、28日の3日間上映されました。

各国で開かれる予定です。

 

こんなにダラダラ続くウクライナ侵攻であれば、早めに国連を中心にイギリス、アメリカ、ドイツ、ポーランド諸国やその他の国々の義勇兵で国連有志連合軍を結成して、さっさとロシアを追い詰めて、朝鮮動乱のように分割支配しておけば良かったと思うのは、素人の考えでしょうか。

此処まで長引かせるのは、アメリカが、ロシアがため込んでいる旧式の兵器を使い果たすようにして侵攻を終わらせれば、ヨーロッパ諸国に攻めこむ危険性が消えると考えた作戦であったとする説や、長引かせることで各国も平和ボケから自国の防衛問題を考えるようになるとの思惑が、アメリカの軍事産業ロビイストの支援を受けて、ウクライナへの兵器支援を小出しにしているとの説など、世界のネット論壇は喧しい。

国民の支持を受けたプーチンさんが、次の一手と苦し紛れにウクライナ侵攻を始めたのが正論であれば、ウクライナの次はと侵略を止められなくなり、70歳を超えて人生100歳までと老体に自ら鞭打たねばならず、大変な老後を迎える事になります。

もう安らかな老後はプーチンさんには無いだろうけど、キューバのグァンタナモ湾収容基地に入れられたら、あそこには囚人いびりの女性看守が居て、プーチンさん素裸にされ、どう猛な番犬を嗾けられたりと、これも大変な老後となりますし、トランプ氏が大統領の頃、残虐な「水責め」も復活しましたから、プーチンさんのご老体は耐えられるか心配です。

 

 
教科書のなかの文学/教室のそとの文学Ⅳ──夏目漱石「こころ」とその時代

チラシ-1

 

期間 6月25日– 9月10日

会場 日本近代文学館

教科書のなかの文学/教室のそとの文学Ⅳ──夏目漱石「こころ」とその時代 – 日本近代文学館 (bungakukan.or.jp)

 

高校生になって、教科書で初めて「こころ」を読んだ人も多いと思います。

若い時に買って読んだ文庫本を大人になって読み返し、これまで発見できなかったことを見出した人もいることでしょう。

思い出せる作中の言葉があるというのは、すでに小説の言葉の世界に自分が目を凝らしていることを示しています。

言葉との終わりのない対話、言葉の世界にいつも寄り添って考える姿勢こそ、漱石の求めたことなのです。

この展覧会では、作中の印象的な一節の背景を示す資料や、「こころ」が長く読みつがれた歴史も紹介します。(ホーム紹介文、編集委員 中島氏の文より抜粋)

 

以前ブログに書きましたが、高校生の息子が私の仕事場に入って来て、「お父さん、夏目漱石って、凄いね」と、漱石さんの作品を読み終わった感動を誰かに伝えたく、私に声をかけて来ました。

私は日頃、息子に声をかけても「うん」とか「判った」とか、言葉少なめの会話しか無かったので、珍しく私に声をかけて来た息子に漱石さんの何を読んだのか訊ねると、『こころ』と返事が返って来た。

私も『こころ』を読んでうーんと考え込んだことが若い頃にあったので、さすが我が息子と褒め言葉と歳の差を縮める会話に心が躍った記憶がある。

 

それから時々、息子の部屋の書棚を覗き、明らかに息子の世代であれば読んでいるであろう作家から、ある重みを感じさせる作家へと、本棚に並ぶ本が変わった事を確認した。

時代を超えて感動を与える作品を描いた漱石さんに改めて驚き、また私自身も漫画作品『夢枕』で、漱石さんの画工を主人公にした『草枕』を追体験することとなった。

 

お孫さんの夏目房之介さんとカラオケをした時に、もし漱石さんが今生きていたらこんな感じで唄っていたのではと、房之介さんの声に耳を傾け、聞いていたことを思い出していた。

漱石さんも絵を描くが、拙著『夢枕』に漱石さんの山水画が描かれているがお判りだろうか・・・。

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