2015-02

ロッテ『小梅ちゃん』、今年も春から活躍します。

『小春の初恋』は、セブンティ―ン・モデルの広瀬すずさんに、小春の衣裳をデザインして頂きました。
皆、可愛い衣装です。あなたも着て、小春チックになりませんか。
リンゴ味、私の周りの女子に人気です。

『小梅ちゃんぐみ』も好評です。

『小春』、もう一人、コラボ商品があります。３月に発売ですからお楽しみに・・・。
小梅モバイルサイトへも遊びに来て下さい。

月刊漫画雑誌『ガロ』を長井さんと共に支えた、香田明子さんが亡くなりました。

御焼香をすますと、近くにあります『錦天』で通夜の食事会です。

『錦天』は、８０年代『朝日グラフ』の『ガロ』特集で対談した場所です。何かにつけて『ガロ』同人が集った場所で、『錦天』の御主人にはお世話になりっぱなしです。

通夜、葬式の食事会は独特の雰囲気があり、私は好きです。赤瀬川さんの偲ぶ会と同じ顔ぶれで、揃うのは葬式位になってしまいました。

このメンバーで温泉に行くのも、小津映画のようで良いかと思います。小津映画風、ローアングルで撮ってみました。

次に、阿佐ヶ谷にあります京子ちゃんの店に行き、テキーラを呑みました。

テキーラは美味しいですから、ついつい飲み過ぎる危険性があります。

危ない足取りで文壇バー『猫目』に転がり込みました。

美術史家の山下さんと若手某作家が居りまして、俺のファンは男ばかりと、若手作家は愚痴っております。

『猫目』の女の子が慰めておりました。

彼女の肌がちょっと荒れております。御主人、新婚だからと、肌が荒れる様なことは慎むように。

翌日、京都、徳正寺・井上迅さんの読経で、しめやかに葬儀がいとなまれ、戒名も入りました。火葬場も今は予約で一杯ですが、予約が取れて良かったです。

お骨は、長井さんが眠る徳正寺に納められます。納骨の儀は京都、徳正寺で行われます。

香田さん、納骨の頃の京都は、桜が咲く頃ですよ。願わくば春死なん、良い季節です。

ご冥福をお祈り致します。

新作の中で、この春編が好きです。

着物の色合いと、ピアノを弾く動きが良いです。

もうすぐ春ですね、と言う詞の曲がありましたが、春は近いです。

 

この時期、毎年、仙台へお伺いします。

三全社長をはじめ三全、電通の方々と会食をし、床に就いたのですが、朝、目が覚めると、部屋がゆっくりと揺れ出しました。

地震です。

８０年から毎年、お伺いしておりますが、地震を体験するのは今回が初めてです。

津波警報が出ているそうで、非難する方々の映像がテレビに映し出されておりました。

揺れはじきおさまり、大きな被害は出ていない様子で、ひとまず安心です。

今日は秋保温泉に行きます。

若い頃のお風呂は、カラスの行水でしたが、歳を重ねると温泉の良さが判るようになります。でも、若い方々も、カップルで温泉を楽しまれる方は多く、ここ秋保でも沢山、見かけました。

お湯につかると、時間がゆっくりと流れて行きます。

温泉から上がり、部屋でウトウトしておりますと、夕食の時間となりました。

地酒を呑みながら、海山の幸を頂きました。鯛のしゃぶしゃぶ、お薦めです。

この後、ミラーボールが回るカラオケ・ルームでカラオケです。

カラオケで喉を傷めたようです。お茶を飲んで喉を潤し、眠りにつきます。お休みなさい。

翌日の秋保は、雪が舞っておりました。

仙台から新幹線に乗り、戻って来ました。都会は慌ただしく、その人混みに紛れると、締め切りの仕事を思い出しました。

東京は雨が強く降り出しておりました。

今年の宿は、秋保温泉『ニュー水戸屋』です。

 

 

今日から開館です。

今年は、第二次世界大戦が終わって７０年にあたりますが、世界から戦争の火種が消えるどころか、戦火は大きくなっております。

アメリカの動き方、ロシアの動き方に中国の出方。道を誤れば第三次世界大戦へと繋がる危険性も秘めております。

欧米も歴史的起因まで辿り、映画『ローレンス・オブ・アラビア』の最後で「ローレンス君、ここからは老人の出番だ」と述べた外交官の様に、パワーのみの解決では無く、先進国の長寿社会の英知を集め、解決の糸口を探るのが、世界大戦を経験した人類の取るべき道でしょう。

でなければ、拙著『Ph4.5』にある英国映画『物があふれる』に出てくる英国外務省高官の言葉の様に、「あそこの問題は、喉に刺さった魚の小骨のように、いつまでも痛む」ことになるでしょう。また、経済学者ピケティ氏が指摘する国が持つ海外資産の、先進国と途上国との格差は、どの様に縮めれば良いのでしょうかね。

 

詳細は平和祈念展示資料館で。

米国アカデミー賞より長い歴史をもつ、「キネマ旬報ベスト・テン」の発表です。
各新聞社、出版社の映画担当記者と、映画評論家による評価作品です。
大衆化が進み、少子化による市場縮小の危機感から、何でも売り上げの多いものが良いといった風潮に、その道のスペシャリストの評価は、もう一つの価値基準として、拝聴するに値すると思います。

米国アカデミー賞もそうですし、他の映画祭も同じでしょう。フランスの辞書にも、そのような各界のスペシャリストが何年に一回か判りませんが、フランス語を見直し、新たに加えるフランス語を決める機関があると聞いたことがあります。その一方で、インターネットに書き込まれた言葉に注釈を加え、インターネット辞書を立ち上げている方もおります。
どちらも在って良いし、必要だと思います。

手に取りたい方はこちら。

先日、亡くなられた赤瀬川さんを偲ぶ会が、帝国ホテルで開かれました。

記帳受付に赤瀬川さんと私の合作バッチがありまして、頂いて参りました。

会場に飾られた赤瀬川さんの遺影ですが、皆さん遺影が似合うと、妙な関心のしかたをしておりました。

色々なアート運動を起こした原平さんですから、多くの方が駆けつけました。

原平さんの奥様の挨拶ですが、この様な時に画像を載せるのが躊躇われ、何だか露出狂気味の自分が嫌になり、もうブログを止めようかとも思い悩みます。

秋山祐徳太子さんですが、「俺、９０歳だぜ。美術界よどうにかしろ」と場内を沸かせます。
グリコの衣裳は、７０年代の都知事選に立候補した時に着ていた選挙衣裳ですが、寒くありませんかね。

「ライカ同盟」の写真ですが、赤丸が秋山祐徳太子さんで、ショーン・コネリーに似ているでしょ。そこで皆が付けたあだ名が「弱いショーン・コネリー」でした。

各界からの挨拶が続き、阿川さんの挨拶です。ニューョーク在住の高名なアーティストも、映像で挨拶を述べられ、原平さんの交友の広さを物語ると言えませう。

会が終わっても、帰る連中では御座いません。場所を移しての飲み会が続きます。
この他にも居らっしゃるのですが、殆ど２０代からの付き合いです。
この連中が店に来ると、騒がしくなります。ありゃー、当分お迎えが来ないねーとは、店の主人の感想でした。この後、寿司屋で飲み直しをしました。元気だねー。

原平さん。安らかにお休み下さい。

アイトーさんの『林　静一コレクション』陶器、春、夏物発売です。
今年のは、カラフルな色合いになっております。

お求めは有名百貨店、大手小売店で。