- 2011-11-24 (木) 14:53
- お知らせ
厳しい仕分け発言で耳目を集めました某議員のお母様が開く店の、
道を挟んで向かいに在ります文壇バー『風紋』の50周年記念パーティーが、
日比谷松本楼で開かれました。
近年は、作家、太宰治の小説のモデルであり、
太宰入水自殺現場にいち早く駆けつけたことで知られる文壇バー『風紋』の主人、林聖子さんですが、
有名文壇バーの50周年とあって新聞、雑誌に取り上げられております。
会場は取材のマスコミ陣も含めて、各界の著名人が駆けつけ、華やいだ雰囲気となっておりました。
私が店に足を踏み入れたのは25歳の時で、評論家に連れて行かれましたが、
今回、発起人に名を連ねる一人となり、月日の経つのは早いものだと実感した次第です。
松本楼と言えば「カレー」が有名ですが、そのカレーが出ておりましたので、試食を試みました。
感想は、私達が子供の頃に食べていたカレーで、懐かしい味がしました。
会場の皆さんもカレーに関心が有るとみえて、瞬く間にカレーは底をついてしまいました。
各界の著名人による挨拶が続き、私も壇上に引っ張り出され、せん越ではありますがお祝いの言葉を述べさせて頂きました。
〆のお祝いは、副知事である猪瀬さんが述べ、華やかなパーティーも終わりが近づいて参りました。
最後はやはり、文壇バー『風紋』のママ、聖子さんのお礼の言葉で幕を閉じました。
画像、右下に在りますのが、『風紋』の看板ですが、この文字、確か勅使河原宏さんの書であるとお聞きしております。
最近は文壇バー・ツアーなる企画があるそうです。
無頼派作家が飲み、ひと時を過ごした文壇バー『風紋』。今も新たな歴史を作り出しております。
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