『ガロ』に最初に載りました私の作品は『アグマと息子と食えない魂』です。その後、二作目に『吾が母は』が載りましたが、この二作目が実は『ガロ』へ最初に投稿した作品で、この長さの作品を入選作品として載せる事は難しいと言われ、短い作品『アグマと息子と食えない魂』を書き、入選作としました。
また、映像作品では、広島の銀行の階段に焼き付いた、影の物語『かげ』があります。この階段に焼き付いた影は当時、まだ誰であるかは判りませんでしたが、焼き付いた人影は、その主の存在を主張してやまないように思え、映像作品『かげ』を作る事を思いつきました。
現在の様にコンピューター全盛の時代ではありませんから、制作会社に身を置いていても映像作品を作る事は大変です。撮影は幸運な事に制作会社にありましたから問題はありませんが、ネガ・フィルムの編集などは虫プロダクションに頼み、ナレーション、音楽等にお金をかけられませんのでザ・ピーナッツさんの音楽を一曲まるまる流す方法をとり、以外にもこのサウンドが好評で、次回作では美空ひばりさんの歌を使用しました。
広島平和記念資料館にある『市民が描いた原爆の絵』は、ユネスコ世界記憶遺産に登録されているのですかね。登録されているのは長崎の山本さんの炭鉱記録画と遣欧使節団、支倉常長像に御堂関白記の三点ですか。
手に取りたい方はこちら。
孫が東北のローカル線に乗ります。孫は鉄男君ですから、乗れるとなったら新幹線の予約から泊まる街のホテルまで、ネットで調べ上げ、計画を立てました。
私の小学生の頃と比較しますと、孫の頭の中は日本全国へと拡大しているのですね。中学生になると、世界の鉄道に乗りたいと言い出すのではないかと、私はチョッと心配です。
旅行の写真を見せて下さいね。行ってらっしゃい。
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